働き⽅改⾰の取り組み
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働き方改革の取り組み

働き方改革の取り組み

準委任・派遣契約における顧客に依存した働き方や契約面の課題解決を目指した取り組みにより、会社業績の向上と社員の主体的な働き方を考える意識の醸成・個人生活の充実を目指します。

働き方改革への取組背景

顧客先に常駐している社員における働き方改革

株式会社コンセプトアンドデザイン( 以下、当社) は、1983年に創業し通信ソフトウェア開発を中心とした通信基盤及び組込技術等の分野においてソフトウェア事業を展開してきました。
 当社の働き方の特徴として、準委任・派遣契約が顧客との契約形態の多くを占める関係で、顧客先への常駐が主でした。そのため、社員の勤怠管理が難しいほか、顧客の働き方に依存してしまう傾向があり、長時間労働の発生や年次有給休暇取得が難しいといった課題が存在しました。具体的には、顧客要因によって、長時間労働が発生したり、年次有給休暇の取得を阻害しているという課題感を持っていました。
 さらに、現場社員においては、自分の意見や主張をもって主体的にいきいきと働くことが不足していたため、そういった要因も働き方改革を行う大きな理由でした。
働き方改革への取組背景

目指す姿の明確化

働き方改革を行う目的として3つの目指すべき姿・ビジョンを策定

当社では働き方改革を実施する目的として、3つの目指すべき姿・ビジョンを定めました。1つ目は、社員の自主性・主体性が不足していたことから、主体的に働き方を考える意識の定着としました。また、2つ目として、長時間労働是正によって会社の業績や個人の報酬が低下するのではなく上向くことを意識させるため、会社業績の向上としました。
    3つ目として、個人生活の充実と設定し、個人生活の充実が自己の健康維持や能力向上に大きく寄与し、ひいては生産性向上に繋がることを社員に意識させました。
目指すべき姿・ビジョン

目的を実現して
目指すべき姿へ

会社業績の向上

会社業績の向上

主体的に働き方を考える意識の定着

主体的に
働き方を考える意識の定着

個人生活の充実

個人生活の充実

自己研鑽・趣味・家族サービスetc…

「ワークライフバランス」を重視する企業風土の定着

実施した施策の成果

多くの社員が働き方推進とその効果を実感するとともに、
社員が自発的に働き方改革に取組む意識の変化も

実施した施策の成果
施策開始当初のモニタリングでは、回答者の約80%が働き方改革への推進を感じ、約70%が年次有給休暇取得率増加の効果を実感していることが分かりました。一方で、「目指すべき姿・ビジョン」への共感度については、2割以上がよく分からないと回答しました。そこで、全社向けに再度、「目指すべき姿・ビジョン」の周知を行った結果、6ヶ月後のアンケートでは、共感度が9割を占めたほか、「仕事を効率的に行おうという意識が芽生えた」といった意見も聞かれ、社員が自発的に働き方改革を実践しようとする意識が醸成されていることも分かりました。このように、年次有給休暇取得率や目指すべき姿・ビジョンへの共感においては、大きな成果がでている一方で、長時間労働是正に対する成果はいまだ限定的でした。そのため、今後とも継続的な施策の実施を行っていく方向です。

今後に向けた検討事項

施策の改善及び新たな取組を行い、さらなる働き方改革の推進へ

今後も定期的な働き方改革の推進状況をモニタリングし、社員からの意見も踏まえながら、施策の改善や新たな施策の立案を行っていきます。また、社員の「スキルの見える化」や「専門能力・スキル向上のための研修」等、これまで検討してこなかった新たな取組の検討も実施し、会社業績の向上と社員の主体的な働き方への意識醸成、そして個人生活の充実を図っていきます。

厚生労働省の「働き方改革の取組事例」に弊社が紹介されました。
ぜひご覧ください。

働き方改革の取組事例